COMMENTS
斎藤工
(俳優・映画監督)
最高の“和”作品。
世界の第一線で表現活動をされてきた堤大介さんが何処に身を置き何を見定め何を残すか。 正解無き世界における一つの正解のような作品。『ONI ~ 神々山のおなり』はこれから何度も観直すであろう大切で必要な作品になりました。
ア・メリカ
(イラストレーター)
手触りと温もりのある世界観。感情を揺さぶる光と空気の演出。まるで自分が人形劇に入り込んだような没入感。ディティールにこだわり抜いた画作りが本当にすごいアニメーション!
長砂ヒロ
(ゴキンジョ)
僕らの世界がよくなることを願って作られたとても純粋な物語だと思いました。この物語の優しさが多くの人に届きますように。
(かっぱみたいな友達欲しい!)
荒木さとし
(情景師アラーキー)
キャラクターのデザインも動きも声もどれもが愛おしくそれぞれの生き様、立場で物語をみていくと全く違う作品に思える深い世界設定。 特にあの森の植生、湿度、季節の日の当たり方など模型セットの世界ながら(おそらくセットはほとんど組んでいなくて模型に見えるCGかと思いますが)リアルという言葉だけでは言い表せない子供の頃に読んだ絵本はあの頃はまるで実在したように妄想して絵本の中に入っていた自分をふと思い出しました。ジオラマ作家としては「あぁここはジオラマで再現したい!」と思える苔、樹皮、石の萌ポイントのオンパレードで熱が出そうでした。 とてもトンコハウスらしい、堤監督らしい、いやいや今までのトンコハウスを超えた作品でした。
junaida
(アーティスト)
本年度の最優秀親友賞を河童に! わっしょい、わっしょい!
篠原健太
(ストップモーション
アニメーター)
僕が今までに見たことがないビジュアルのアニメーションです。美術は匂いがわかるくらい細やかに描かれていて、アクションは大胆かつユーモラス。クリエイターたちの熱を感じました。そして、テーマは人間として生きていくことにおいて誰しもが直面するのではないかと思うほど本質的。ぜひ「ONI」を世界中の人たちに観てもらいたいですね。家族と一緒に観ればさらに素敵な時間になるでしょう。僕も微力ながら携われたことを誇りに思います!!!
竹内高
(キャラクターデザイナー)
こどもたちの力があれば、この辛い世の中もまだまだ希望を捨てないで生きていけると思わせてくれるクライマックスでした。 堤さんが大切に思っているメッセージと映像美がぎゅっと詰まった、あっという間の150分間。 みんなに優しい気持ちがあれば、たとえ苦しい事があっても、傷ついたとしても、乗り越えられることを、信じさせてくれる、お話。 見終わった後に、森のみんなはどうしてるかなと、自分の友達でもあるかのように思いを馳せています。いや、もう友達なのかもしれないですね。 ありがとう、堤さん。
小西利行
(コピーライター)
どこまでも美しく、どこにもない映像の美しさ。驚くほど大胆で、でも小さな小さな一本の毛すら愛らしい。柔らかな光。その奥にある不思議なほど深い闇の世界。言葉を発するわけではないのに、感情が伝わる言葉。怖いはずなのにどこかでワクワクする台風前のような気持ち。表情、仕草、間、光、音。すべての「登場人物」が愛らしく、愛おしく、愛してしまう感覚・・・。もうため息です。そして展開。驚き。あの、街の風景をみたときの、ゾワゾワした不安と期待。完全にやられました。
古賀史健
(『嫌われる勇気』著者)
心に引かれた国境線の向こう側には、おぞましい「鬼」どもが暮らす異世界が広がっている——。目眩がするほど美しい「神々山」の大自然と、その対極ともいえる色彩で描かれた「鬼たちの暮らす街」。我々が鬼と呼んでいるものとはなにか。どうして心の国境線は、引かれてしまうのか。圧倒的な映像美に見惚れるだけではもったいない。ここに描かれているのは、分断の危機にさらされた世界を照らす一条の光なのだ。
田島光二
(コンセプトアーティスト)
一言でいうと、最高でした。堤監督とスタッフのとてつもないこだわりが感じられ、観ている途中に何度も涙ぐんでしまいました。ストーリーとキャラクターの性格描写が素晴らしいのはもちろんですが、CGを仕事にしている身としてはルックのクオリティーの高さに度肝を抜かれました。苔やヘアー、キャラのファーや植物など、CG作業的にはそれこそ“鬼”の様な要素をどのように成立させたのか本当に気になります。素晴らしいスタッフが集まったんだなと感じました!本当に全て素晴らしかったです。
ヒョーゴノスケ
(イラストレーター)
世界最高峰のアートで日本の民話の世界観が表現されている…嫉妬せずにはいられない!!!!!
しかしそこはほんの入り口にすぎませんでした
その先がすごい…
塩田周三
(株式会社ポリゴンピクチュアズ
代表取締役)
日本が持つ良さ、日本から伝えるべき物語を堅苦しく無くグローバルなエンターテイメントに仕上げたこと、素晴らしい世界観、そしてシリーズものとは思えないクオリティ、いやぁ、正直、ヤバイ、マジで頑張らな、と思いました。ハードル上げてくれましたねぇ。